こんばんは!
さぼてんです。
さぼてんさんのビジネス研修
~有料研修内容を無料で簡潔に発信~
第2回も仕事で評価される!をテーマに
今最も身に着けるべきマインド
“オーナーシップ“についてのご紹介をします。
では早速、本記事の内容へ
今回のテーマは、
オーナーシップマインドで社内評価を得られる理由
・仕事で評価されたい
・周りから評価される人になりたい
・なぜか仕事がうまくいかない
・ビジネススキル、マインドを学びたい
・無料でビジネススキル研修を受けたい
・リーダーシップって?オーナーシップって?
研修にして、約2時間分の内容を要約しております。
全文読み:約20分
結論のみ:約3分
オーナーシップ とは
個人が与えられた職務やミッションに対して
主体性を持ち取り組む姿勢やマインドのこと
オーナーシップを言い換えると・・・
責任感・当事者意識・主体性 といった言葉で表現されます。
簡単に言えば、
『自分がこの会社の社長だったら』
という意識で仕事に取り組むこと!
ですが
先に、類似の表現との違いをはっきりさせていきましょう!
リーダーシップとは?
目的の達成のために自ら中心となって、
他人に働きかけ、他人を動かすリーダー的機能
中心・先頭から人を導く能力
リーダーシップを言い換えると・・・
主導者・牽引 といった言葉で表現されます。
フォロワーシップとは?
目的達成に向けてリーダーを補佐する機能・能力
転じて、指導者に限らず他の人を補佐する能力
フォロワーシップを言い換えると・・・
補佐役・貢献力 といった言葉で表現されます。
オーナーシップとリーダーシップ/フォロワーシップの違いは?
オーナーシップと
リーダーシップ・フォロワーシップとの
最も簡単な違いは、
オーナーシップ
自分個人の考え方に対して(マインド)
リーダー・フォロワーシップ
他人に対しての行動(導くか、支えるか)
ということです。
自己だけで完結できるオーナーシップは、
人のせいにできないだけに、
取り組めているかがわかりやすいです。
オーナーシップと当事者意識の違いは?
当事者意識をもって仕事に取り組む姿勢をオーナーシップと呼びます。
行動に移すまでを含んでいるかどうかの差なので、意味として違いはないと言っても良いでしょう。
オーナーシップを身に着ける メリット・デメリット
・周りから、頼られる人だと思われる
→社内の中心人物的な立ち位置に近づく
・不要なトラブルを予期する力が身につく
→ビジネスは結果が得られれば成功です
トラブル回避は成功率を高めます
・会社、社会の仕組みに詳しくなれる
→会社に詳しくなると
要望を会社に通す方法がひらめきます
→社会に詳しくなると
どこでもうまく立ち回れる器用さが身につきます
会社内で居心地がよくなっていくだけでなく、
転職においても有利な実績や考え方を持った人材になれます!
・頼られる件数が増える
→断る力や優先度整理ができないと
仕事量がひたすらに増えてしまいます
・考えること、抱えることが増える
→役職にかかわらず自分事に考えるため
抱え込み方次第では心が疲れてしまいます
オーナーシップ習得済み? 簡単チェックシート
- 他部署の人間から、所属部署業務のことを聞かれた際に「その仕事は●●さんに聞いてください」「わかりません」と答えたことがある
- チームで仕事を進めるなかで、予測されるミスや不十分点を感じることがあったが自分はそのポジション・リーダーではないので余計な口出しをしなかった
- 『自分だったら』『こうすればもっと効率よくなる』等の自分の考えをもって仕事に取り組めていない
- やらなければならないと思う仕事は、上司からの指示があれば行うが自ら進んで仕事をもらう必要はないと思っている
- 仕事にミスがあろうが、上司が責任を取るor自分が怒られれば済む程度だから気にならない
- 他部署からの要望や新しいことに対し、自部署が妥協しなければならない、仕事が増える内容は自己判断で断る
- 新人へ仕事を教える場合、質問があれば答えるが、こちらから質問されそうなことを先回りしてまで教える必要はない
- チームメンバーが忙しそうであっても、自分の仕事は別にあるので下手に手伝わない方が良い
- 仕事の進め方、やり方をよりよくする方法をメンバー間で話すことはあっても、何か言われてたくはないので上司には伝えない
- 有益な情報を得られたが、説明や共有が手間なのでしない
むしろ、自身のみ活用して、自身が評価されるチャンスと思う
このチェックシートにいくつ当てはまりましたか?
1つでも当てはまった場合は、オーナーシップ不足です
次の章『オーナーシップの習得方法』にて解説!
オーナーシップの習得方法
根本は、
自分がその部署の代表or社長だったらどう振舞うべきか
を考えれば自然とオーナーシップが習得されていきます。
思いつかない場合は、
その部署の代表や社長に対して
同じような状況の時にどのような対応をして欲しいか考え、
その行動をすればいいんです。
それでは、先ほどのチェックシート結果から解説します!
チェックシート①~⑤解説
①他部署の人間から、所属部署業務のことを聞かれた際に
「その仕事は●●さんに聞いてください」
「わかりません」と答えたことがある
「確認してお知らせします」
受け流さず、まず受け取る
自部署案件で答えられることが増えることは、
知識の蓄積に繋がり、今後は回答ができます。
知らない場合も、知ろうと動く情報収集力が身に付きます。
結果、あなたへ問い合わせた方は
・知識ある優秀な人
・話が早い人
・親切な人
という好印象を持つようになります。
予測されるミスや不十分点を感じることがあったが
自分はそのポジション・リーダーではないので
余計な口出しをしなかった
気付いたことは報告すべき!
報告すべきか、しまいか悩むことが脳の無駄遣い。
悩みとして抱えず報告し
「この場合はこういう理由で不十分でもいいのか」
「事前にこうすれば危機回避できるのか」
と、上司の回答から学ぶことができます。
報告しないで見過ごすことは小さなストレスにもなるので
そのうち、無駄にストレスを受けないために
無意識に視野が狭くなることも。
報告になれる頃には、
危機想定への想像力だけでなく、
広い視野でチームの仕事を俯瞰できるようになります。
上司は、あなたがチームにいると
・トラブルが少ない
・うまくいきやすい
・目配ができる人
という好印象を持つようになります。
③『自分だったら』『こうすればもっと効率よくなる』
等の自分の考えをもって仕事に取り組めていない
理由とセットで考えて取り組むべき
仕事の意図と目的理解は必須
Aすることで、Bになる。だからAしたほうがいい!
のような論理的な根拠をもって仕事をすべきです。
芯(根拠)を通した仕事をすることで、
周りの反応や指摘から、
その根拠が正しいかどうかがわかり、
正すべき部分がわかります
これを続けることで、
課題解決・効率化への発想力が上がり
正していくなかで、職場環境への適応力も上がります。
上司やメンバーからは、あなたに何か相談すると
・対応手段が増える
・ヒントがもらえる
という好印象を持つようになります。
④やらなければならないと思う仕事は、
上司からの指示があれば行うが
自ら進んで仕事をもらう必要はないと思っている
評価をされたいならば、進んで対応すべし
給料は一律の額なので、与えられた分をこなすのが仕事
と考える人の方が、世の中には多いです。
加えて、人がやりたがらない仕事を進んで取りに行く人は
ほとんどいません。
こちらに対し、
普通じゃない動きをこなすあなた。
頭1つ抜けた振る舞いに
上司も意識せざるを得なくなり
特別視されるようになります。
上司から特別しされている人を
邪険に扱う人は少ないです(嫉妬民除き)
上層部から特別視されると、
自分と上層部の中間にいる全員からも特別視されます。
これを続けることで、
自然と待遇が良くなり、自由度も上がり
職場環境も良好になっていきます。
上司やメンバーからは、
・かゆい所に手が届く
・周りの特別視から漠然とした良いイメージ
という好印象を持つようになります。
⑤仕事にミスがあろうが、
上司が責任を取るor自分が怒られれば済む程度だから気にならない
あなたの所属意味がありません。
本記事を参考に、
どうあるべきかを考え直してください
ビジネスにおいて、
結果が得られないことが1番の問題です。
給料はもらえるので、時が過ぎればよい
という目先しか見えていない人にありがちな意識です。
近い将来、企業淘汰・従業員数淘汰は発生すると思います。
本記事でビジネススキル向上を推奨する理由は
・リストラや左遷対象にならないため
・転職先でもうまくいくため
あなたの人生の急転落を防ぐためです。
この意識を続けてしまうと・・・
上司やメンバーからは、
・トラブルメーカー認定
・なるべく関わりたくない
・居心地悪さをわざと感じてもらう対象
という悪い印象を持つようになります。
チェックシート⑥~⑩解説
⑥他部署からの要望や新しいことに対し、
自部署が妥協しなければならない、
仕事が増える内容は自己判断で断る
どんな案件も検討・相談!
他部署が絡む場合の判断者は上司
この項目は、やってはいけない自己判断の例です。
自分が上司だったらどうするかの考えをもって
相談・報告できると尚良しです!
会社は常に、
変化・改善をしていかないと生き残れません。
変化・改善に前向きな人は経営者候補の人材です。
相談したときに相手にしてくれない人には
チャンスのある話も舞い込みません。
上司からは、あなたがチームにいると
・部署が改善されそう
・報告を怠らない安心感
という好印象を持つようになります。
⑦新人へ仕事を教える場合、質問があれば答えるが、
こちらから質問されそうなことを先回りしてまで教える必要はない
思いつく限り教え込むべき
見て学べ!はミスを呼び、効率を下げます
後進育成を素早く行うことで、
知らぬがゆえのミスが減り、
自分を支えてくれる右腕に育ちます。
失敗して学ぶべき!という考えもありますが、
それは“新しい挑戦”に限ることです。
既存業務を教えないで失敗は、時間の無駄です。
仮に、自分が教えた後輩が
仕事ができると評価されるようになれば
あなたへの評価も上がります。
セルフマネジメント的にも非常にいいです♪
“仕事を教える”=アウトプットをうまくするには
そもそもその仕事への十分な理解が必要です。
必然的に、自分の技術も定着していきます。
後輩からは、あなたが先輩にいると
・ミスが減り自信が付く
・尊敬できる先輩
という好印象を持つようになります。
⑧チームメンバーが忙しそうであっても、
自分の仕事は別にあるので下手に手伝わない方が良い
優先度・緊急度から判断し、なるべく手伝う
この項目は、オーナーシップをさらに磨く方のための項目です。
チーム内がお互いの仕事を把握し、
お互いが手伝える環境が理想です。
その理想を作る第一歩がこの行動です。
自分ばっかり手伝うことに・・・?と思いきや
自分が手伝ってもらう機会も徐々に増えます。
ある意味で先行投資の感覚ですね。
チームメンバーそれぞれ、
現在までの知識と経験があります。
一つの課題にたくさんの脳で挑むことで、
様々な課題がスムーズに解決していきます!
あなたがチームにいると
・仕事に詰まることが減る
・高い壁であってもなんとかなる気がする
という好印象を持つようになります。
⑨仕事の進め方、やり方をより良くする方法を
メンバー間で話すことはあっても、
何か言われてたくはないので上司には伝えない
タイミングを考え、環境改善の提言を!
(忙しい・イライラしている・大仕事前を避ける)
この行動をとることに慣れる頃には
優秀社員街道に乗っている可能性があります!
本来、職場の環境改善は上司・監督者の仕事です。
経営者にとっては、
なにも改善しない監督者は会社へのマイナス要素
と考えることもあります。
上位の仕事をする権利が認められている状況は
“いつでも上位職をまかせられる人”と、
経営層から認識されます。
また、発言者の気持ちを載せることもできるので
徐々にあなたの望む職場環境になります。
報告した履歴を残すようにして、
折を見てさらに上の上司にタレコミを
上司にとって、あなたが部下にいると
・改善点がわかりやすく、動きやすい
・あなたに意見が集まる=中心人物
という好印象を持つようになります。
⑩有益な情報を得られたが、説明や共有が手間なのでしない
むしろ、自身のみ活用して、自身が評価されるチャンスと思う
有益情報を理解し、噛み砕いて発信すべき
この項目は、⑧同様に
オーナーシップをさらに磨く方のための項目です。
まず、行わないことがバレません。
ポイントは、これまでの項目にもなぞらえられ
④自ら動くこと
⑦アウトプット力
⑧チーム結束力UP
これらの複合的な効果をもたらし、
チームの支えあい構造が生まれやすくなります。
あなたの影響力・メリットが
“誰が見ても”に変わります。
合わせて知りたい 他責思考(原因他人論)・自責思考(原因自分論)とは?
他人の責任です!という考え方
【例】
ミス?あの部署が仕事遅いから!
部下の資料に漏れがあったから!
“何かあった時に他人のせいにする”
といわれると聞こえが悪いですが
無意識的にそう考えてしまう人の方が多いです。
実は、そう考えてしまうのは当然で
世の中のミスは、事実他人が招いた場合のほうが多いです。
そこで、自責思考をあえて意識することが大事になってきます。
全て自分の責任ですという考え方
【例】事実他人のミスだったとしても・・・
自分が気付いて事前に防げた
ここでフォローができなかった自分の責任
と考えるクセをつけることが大事です。
自責理由を考える意識をもち続けることでクセにできます。
ミスへの受け止め方が変わり、
他人の失敗から多くを学べます。
傾向と対策知識を蓄積できるため、自分のミスが減る
危機管理力UP/原因究明力UP
責任を持ってくれる人、
自分のミスをフォローしてくれる人に
ついていきたい人は多いです
人望UP
原因を自分に置くことで
課題と解決策が明確になります。
ロジカルな考え方が身につきます。
分析力UP/自分を冷静に評価できる視点
オーナーシップと組み合わせやすいマインドです。
今日からでも、あなたは大きく変われます。
オーナーシップがある人の行動特徴(磨き方)
具体的に、これができている人は
オーナーシップが磨かれていると言えます!
- 効率的、必要と思えるのであれば、
他部署や別組織への協力を早急に依頼できる人 - 有益な知識、鮮度ある情報、
失敗・成功の経験を共有する頻度が高い人 - 自分の仕事は担当分野だけでなく、
最終的な結果を出すことまで行うべきだと考える人 - 期待を上回る仕事をしようと心掛けている人
- 人の仕事や問題に対し、
解決に向けて関与することが多い人 - 後進育成、指導、引継ぎが
丁寧かつ分かりやすい人
やさしい目配り、
豊富な知識、
効率を求め、
より良い成功を収める努力をする人材です。
理想的なリーダー像にも思いますが、
リーダーじゃないとしても発揮すべきだ!
ということはご理解いただけたでしょうか?
オーナーシップが育たない? 醸成風土の作り方(育成方法)
ここまで読まれた方は、どれだけ大切でメリットのあるスキルか理解いただけたかと思います。
では、それを他人(部下・後輩・同僚)へどのように指導・波及していくか?
①オーナーシップを知り、メリットを学ぶ場を用意
②自社での具体的な場面例を紹介し、判断力を試す
③判断した内容・結果を話し合う
④会社オーナーシップを実践する人を支えるために
情報共有・情報のオープン化・サポート機能を広げる
ステップを踏む場合は、
「もし自分が今より2つ上の役職についていたら、
あなたが今行ったことと同じことを部下がしたときにどう思いますか?」
といった”上の目線で考えさせる練習”から取り組んでいくと定着していきます。
オーナーシップとは まとめ
自分の仕事・チームの仕事・会社の仕事を全て
自己責任であると仮定して原因・課題・解決策を考えること。
ロジカルな考え方や、原因を深堀する力が身につく。
頼られる人
大事な仕事に指名される人
なぜかうまくいき続ける人を目指せます。
いい人の周りにはいい人が集まります。
評価を得ているいい人になる頃には、
職場環境はあなた中心に回っている状況が生まれているかもしれません。
最後に
もう一度、
オーナーシップを磨き上げた人の特徴をあげると
やさしい目配り、豊富な知識、効率を求め
より良い成功を収める努力をする人材です。
こんな方が一人でも身近に増えるといいですよね
ではでは、さぼてんでした!